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読書2 アレクサンダー・テクニーク1_1

第一部

アレクサンダー原理の理論

第一章 アレクサンダー原理

 をよみました📖

 

この本の主題は、「善用」(USE)と「機能の仕方」(functioning)という2つのキーワード。

 

 

アレクサンダー原理について

著者がひと言で表したのが、

”「善用」は「機能の仕方」に影響を与える”

ということです。

 

 

まず、あれ?

と思ったのが善用という言葉。

 

訳者まえがきに注がありました。

原語はUSE!!

 

USEの訳語ならば、「体の使い方」でよいのではと思ったりも?

 

まえがきによれば、

柔道の開祖である嘉納治五郎氏の「精力善用」から拝借した語とのこと。

ちょっとここで使うには難しすぎないか?とも思いましたが。

 

ただ、この訳書が書かれたのは、1989年。

当時は精力善用という言葉を多くの方が知っていたかも知れないですね。

 

嘉納治五郎が創始した講道館のHPによると、精力善用は、

kodokanjudoinstitute.org/doctrine/word/seiryoku-zenyo/

「何事をするにも、その目的を達するために

精神の力と身体の力とを最も有効に働かす」という意味とのこと。

 

 

・・・。USEの訳語として「善用」が選ばれた理由が、

本を読み進めていくと納得できるだろうか。

 

この本にもあった説明から、

「私達が生きている瞬間瞬間においての体の使い方」

自体のことを善用というのかなと

現時点では解釈しています。

 

おっと、もうこんな時間。

今日はここまでにて失礼します。

つづく😊