· 

首への負担はこんな感じ。手首で感じてみると。

姿勢が変わる・からだが変わる・生き方が変わる

アレクサンダー・テクニークの読書メモ、

一旦終了したのですが、

最後に番外編(^^)

 

わかりやすいのを見つけました。

※文中の茶色字は本からの引用、または要旨をまとめた箇所

 

左写真は歯科医師の男性。

首を「前方に出し」(あごを前に突き出した状態)、

背中の上部が湾曲しています。

 

このよくない姿勢についてこの本では、

歯科医師としての前かがみ姿勢から

くるものとしていますが、

 

椅子に座っての仕事も多くの場合

同じく前にかがみ、首を「前方に出して」いますよね。

(この本では「前方に出して」について、

「前方に落とす」という表現を使っています。

実際に自分で再現してみると、落とすに納得できます。やってみてください😊)

 

これを手と手首の関係で説明するというのが、

すごくわかりやすいところ!

(欄外の図を参照)

 

手首を前に突き出すことは(図右側)、首を前に突き出すことに相当。

図左側がバランスの良い状態。

 

このように首のバランスのとり方が崩れると、

背中が前に投げ出されます

背中が前に投げ出されるという表現はちょっと?わかりにくいけど、

下図の左右の手首を見比べるとたしかに。

 

実際みなさんもやってみてください(^^)

手首周りにとても違和感を感じませんか?

 

血行も悪くなりそうだし、コル感じ。

なるほど、これが、首周りの負担に例えられるのかああ。

 

脊柱湾曲が非常に多くの人に見られます。

腰部の悩みを訴える人が増えていますが、

これは腰だけに手当てを加えても良くなりません

 

多くの場合、腰部の変形は、"前かがみの姿勢の間違い"から起こるものです。

 

体の上部(頭、首)の使い方が良くならなければ

腰部を安定させる(腰に痛みの出ない状態にする)ことはできません