芳野香さんによる訳者まえがきもとても興味深い。
※文中茶色字は本文からの抜粋または要旨
アレクサンダーのレッスンは、
自分の動作の仕方、からだの使い方を知ってもらうことを通して、
動作のバラエティーと選択を広げてもらうためにある。
この説明の仕方は面白いなあ。
たしかに良くない姿勢の人は、つまり可能な動作のキャパシティがスクナイ!!!
良い姿勢の人は、良くない姿勢の人ができることもできるのだ。
受講者は、レッスンの中で日常の動作の中の「やりすぎ」に気がつくことで、
身体的な動作や苦痛の軽減を体験するばかりでなく、
自分自身の動作の仕方、感覚の仕方を信頼する技術を学び日常に役立てられるようになる。
自分は「やれていない」と思っている人ほど、別のところでなにかを「やりすぎ」ていることが多い。
これもとても面白い指摘。
なるほど(T_T)(T_T)
たしかに、ミツヴァをして、一番始めに気づくことは、
あ、たしかに力が入っているということだった。
日常の動作に密接なゆえに、意識し難いことでもある。
慢性の痛みとなると、原因は実はさりげないことであったりする。
1,2どの「間違ったからだの使い方」から、即痛みや故障が生じるのではない。
日常的にその使い方を繰り返すことによって、しつこい症状となって定着することが多い。
その頃になると、もはや原因は特定し難いのである。
ほんとうにその通り。
ころんでの怪我なら原因、発症時期が明らかに特定できる。
日常の積み重ねだとわからない。
また原因の動作を変えていくこと事態結構むずかしい。
自分で自分に気づく必要がある。
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